当院では、60歳以上の方には通常軽い安定剤の注射と咽頭反射の少ない挿入方法で行い、ほとんど苦痛はないようです。しかし、咽頭反射が強くて胃カメラが苦手という方には麻酔薬を注射し半分眠っている状態で検査することもできます。最近では若い方を中心に、この麻酔を使用した胃カメラを希望される方が増えていますので、診察の際に、その旨をお伝えください。
また大腸内視鏡検査は痛みを伴う検査だと思われる患者さんも多いようですが、丁寧に検査を行うことによりほとんど痛みはありません。実際、大腸の中をテレビモニターを一緒に見ながら検査を行っておりますが、術後でひどい癒着のあるような例は別として、痛みはほとんどありません。また当院では院長の桂が、責任を持って行いますので気軽に検査にいらしてください。
注意点1.
1.胃内視鏡検査の場合は、麻酔の量で多少違いますが、検査終了後に目が覚めるまで30分から1時間くらい休憩室で休んでいただきます。大腸内視鏡検査の場合も15分程度の休憩は必要ですので、時間に余裕をもっていらしてください。
注意点2.
事故につながる危険がありますので車を運転しての来院は控えてください。バス停が目の前にありますので、バスで来られるのがいいでしょう。
注意点3.
大腸内視鏡検査でポリープが見つかった場合は、検査中に切除できますが、抗凝固剤(バッファリン、ワーファリン、パナルジンetc・・・)を服用中の方は、切除後の出血を避けるために、これらのお薬は主治医の先生と相談の上1週間前から中止して来てください。なお胃内視鏡検査でも組織検査を行う場合がありますので、同様に中止してください。