この方は夫婦二人でお店を営んでおり、数ヶ月前から胃の痛みがあったのにもかかわらず忙しさにかまけて病院受診をされていませんでした。今回は腹痛が頻発するようになったため、近医で胃内視鏡検査を受け胃潰瘍が見つかり、その際手術が必要かもしれないと言われたそうです。
平成18年9月29日second opinionを求め外来受診されました。
胃内視鏡検査の結果、胃の上部に一目で進行癌と診断の付く潰瘍病変を認めました。この時点では手術も可能ではないかと思われました。しかし、引き続き行った腹部CT検査の結果、既に少量の腹水を伴う腹膜転移、および腹部大動脈周囲に癌の浸潤が強く疑われる「手術不能癌」という残念な結果でした。
今後は、入院の上抗癌剤による化学療法の予定です。
