治療症例集

2年半で食道に進行癌出現

患者さんは56歳の男性:
症状:最近食事が胸につっかえるようになった

写真1:早速、胃内視鏡検査を行ったところ下部食道に狭窄を認めました。

写真2:近づいて観察すると食道の半周程度の大きさの隆起(腫瘍の一部)が見えます。

写真3.さらに奥に進めると潰瘍化した平坦な腫瘍を確認できました。
食道の進行癌と診断、組織検査でも扁平上皮癌との返事でした。幸いPEY-CT検査で切除可能な腫瘍との結果でしたので患者さんと相談の上、大学病院の消化器外科へ紹介することとしました。

写真4:前回2年半前の2009.7.24に胃の内視鏡検査を受けられた時の食道の写真です。この時点では腫瘍のはじまりのような病変は写っておりません。

定期検査が大切なことを教えられた症例です。

その後、鹿児島大学病院にて術前放射線化学療法を行った後に、外科切除を受けられ9月末に無事退院されました。病理検査では、癌の遺残はなく治癒切除できたとのことです。ホッとしました。