症例:79歳女性:2年ぶりの胃内視鏡検査で早期癌が見つかる
患者さんは定期的に胃内視鏡検査に来院されておりました。
2015.1月:2年ぶりに検査を行ったところ、胃のほぼ中央後壁に写真のような辺縁やや不整な浅い潰瘍性病変が見つかりました。
周囲粘膜もやや粗造な感じで、早期胃癌を疑い生検検査を行いました。
病理組織検査では、高分化腺癌(悪性度の比較的低い癌)との返事でしたので内視鏡で治せる初期の癌と判断し、粘膜切開法という内視鏡手術をお願いしました。
最終の病理検査でも、癌は粘膜内にとどまる極初期の胃癌とのことでした。
写真右下は、2年前の同部位の胃内視鏡検査の写真です。少し粘膜の発赤があるようにも見えますが、明かな病変は指摘できないと思います。
ヘリコバクター・ピロリは陰性の胃炎でしたが、定期的に検査を受けられていたので早期に見つかった症例でした。
